こんにちは。StoKeeに投稿されたアイディアを分析してみるシリーズです!
今回は、StoKeeユーザーの方が投稿したビジネスアイデア「メンズメイク(美容・スキンケア含む)特化型オンラインサロン」についてご紹介していきます。
ビジネスアイデアへの理解をさらに深めるために、メンズメイクの市場規模やサービスのSWOT分析なども行なっていますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
また、「我ことはメンズメイクオンラインサロンをやりたい!」という方はぜひStoKee事務局までご連絡ください!
- この記事を書いた人
- StoKee事務局 藤川
- 普段から「何か面白いアイデアはないかな?」と探究心を持って生活するビジネスアイデアオタク。得意領域はメディア、HR/好きな領域は、飲食、美容など。
メンズメイクの市場規模について
2020年度の化粧品市場規模は、「皮膚用化粧品」(スキンケア等)が約8,000億円、「仕上用化粧品」(メイク)が約2,500億円。新型コロナウイルスの流行による外出自粛やリモートワークの影響によって、前年に比べて減少傾向、特に「仕上用化粧品」のマイナスが大きいです。
一方、化粧品市場で唯一市場規模が増加したのが「メンズコスメ市場」。
メイク(化粧)と聞くと、目や頬に色のついたパウダーを塗ったり、まつ毛を長くしたりするものをイメージしがちですが、色をつけることが全てではありません。眉毛を整えたり、肌荒れを隠したり、リップを塗ったりと、身だしなみを清潔に保つこともメイクの一環です。
画像引用:コロナ禍でも伸びた!男性の化粧品購入
昨今、オンライン会議などで自分の顔を目にする機会が増えたことで、男性もメイクに関心を持つようになってきました。自分を美しく魅せるためというより、「画面越しでも清潔感を保つ」「お肌を整える」ために、メンズメイクの需要が高まっているといえます。
調査会社のTPCマーケティングリサーチによると、2021年の男性向けコスメ市場規模は、なんと1463億円!
肌荒れやシワ等を目立たなくするファンデーションなどのメイク分野をはじめ、メンズメイク市場は着実に成長を遂げています。
ビジネスアイデア「メンズメイク特化型オンラインサロン」の概要
今回ご紹介する「メンズメイク(美容・スキンケア含む)特化型オンラインサロン」のビジネスアイデアは、ユーザー同士でメイクを教え合ったり、コスメに関する情報を入手・交換したりすることができる男性版メイク・コスメの交流サイト。
また、メディアだけにとどまらず、コスメ商品の自社開発・D2Cブランド立ち上げもアイデアに含まれています。
詳細、コメントをご覧になりたい方は、こちらからチェックしてみてください。
メンズメイク特化型オンラインサロンの「SWOT分析」
ここからは、「メンズメイク特化型オンラインサロン」のビジネスアイデアに対する理解をさらに深めるために、SWOT分析を使っていきます。
外部環境の分析
まず、メンズメイク業界に関する外部環境を分析していきます。
機会(Opportunity)
- 男性の化粧品市場(スキンケア及びメイク分野)は増加傾向
- リモートでの打ち合わせ等、自分の顔を見る機会が増えた
- 若い世代を中心に、男性がメイクをすることへの抵抗がなくなっている
脅威(Threat)
- 店頭でのメンズコスメの販売開始、市場拡大による競合の増加
- 美肌補正効果のあるカメラやアプリの存在
内部環境の分析
次に、今回のメンズメイク特化型オンラインサロンと競合他社で異なる点を強み・弱みの観点から分析していきます。
強み(Strength)
- メンズメイクに関心の高いユーザー同士での情報交換が可能
- 新規の方にも嬉しい「テスター(お試し)」の無料配布
- 店頭に行かずにメンズコスメを購入することも可能
弱み(Weakness)
- 店員以外の他人と情報交換はせず、一人でメイクしている男性が一定数存在する
- Youtubeやインスタグラム等、各SNSインフルエンサーの出現
メンズメイク特化型オンラインサロンのサービス展開について
Youtubeやインスタグラムで「メンズメイク」と検索すると、メンズメイクのやり方やおすすめ商品等が出てきますが、Google検索ではなかなかヒットしません。
そのため、今回のアイデアであるオンラインサロンを事業として行うのであれば、「男性特化版LIPS」を目指すのも良いかもしれませんね。
すでにメンズメイクへの関心が高く、好きなメイクアーティストやお気に入りのコスメがある方というよりは、今まさにメンズメイクに触れようかなと考えている男性をターゲットにします。
そして、メンズコスメの口コミ情報や今人気のメンズメイクYoutuberやインフルエンサーの紹介、メンズメイクの方法などを、メディアとして発信していくのが良いのではないでしょうか。
メディアからスタートして、オンラインサロンのユーザーを獲得し、ある程度コミュニティとしての規模が大きくなってきたら、オンラインサロン上でECサイトを立ち上げたり、自社ブランドのメンズコスメを開発(D2C)したりできそうですね。
今後も成長が見込める市場なので、ぜひみなさんも、頭の体操として「メンズメイク市場」でアイデアを考えてみてくださいね!
おわりに
みなさんは、メンズメイク特化型オンラインサロンのビジネスアイデアについて、どう感じましたか。
思ったことや感じたこと、より良いサービスの提案など、ぜひコメントにてお待ちしております。気になったところは、投稿者さんに聞いてみるのもおすすめですよ。
ぜひ、詳細をご覧になりたい方やコメントしたい方は、こちらからチェックしてみてください。
また、StoKeeには「メンズメイク特化型オンラインサロン」以外にも、さまざまなビジネスアイデアが投稿されています。
「私もこんなビジネスアイデアを思いついた!」という方は、ぜひアイデア投稿をしてみてください。
StoKeeは、起業家やアイデアマンが共存するプラットフォームとなり、日本からたくさんのサービスを生み出していきたいと思っています!