StoKee起業プログラム『#1円稼げるまで終われません』挑戦者インタビューvol.1

今回、StoKee起業プログラムに参画中のマロさん(仮)にプログラムに参加したきっかけや、現在行っている活動、プログラムの雰囲気についてインタビューしました。

1人目の挑戦者

マロさん(仮)
StoKee起業プログラム挑戦者 マロさん
StoKee起業プログラム1人目の挑戦者。本業の傍ら、サービスの立ち上げ準備中。スタートアップイベントなど、興味のあることには積極的に参加する。マニアックな資格を取ることが好き。
インタビュワー

StoKee事務局 藤川
StoKee事務局 藤川
普段から「何か面白いアイデアはないかな?」と探究心を持って生活するビジネスアイデアオタク。得意領域はメディア、HR/好きな領域は、飲食、美容など。

StoKee起業プログラムに参加したきっかけは?

ー では早速ですね、いろいろお話を聞いていきたいのですが…まずは、StoKee起業プログラムに参加したいと思ったきっかけについて教えてください。

マロ:はい。2022年の4月から、本業の方で新規事業開発業務を担当しているのですが…既存事業が強いが故に新規事業をすすめていくことが難しく、正直仕事に対するモチベーションが下がっていたんですよね。
本業と関係がないアイデアは企画することができないし、自分の強みを活かすようなアイデアも提案できないし…
そんな時、本業と個人を別の軸で考えてはどうか?と思うようになりました。
そのタイミングでStoKeeを知り、この起業プログラムを見つけて、応募してみたという感じです。
※マロさんは起業プログラムに参加する前に、StoKeeユーザーとしてビジネスアイデアの投稿やコメントをしてくれていました。 

ー 私の中で一番印象に残っていることは、当時マロさんから面接の最後に「StoKeeプログラムがちょっと怪しい」と感想をもらったことです。(笑)どうして怪しいと思われたんでしょうか?

マロ:言いましたね(笑)。なんか、お金もかからずに支援をしてもらえるという文脈が、怪しくない?と。ただまあ、半分騙されていたとしてもいいから、現状を打破したいという気持ちの方が強かったです。

ー なるほど。怪しいと思いつつも応募してくれてよかったです。笑

プログラムでやってきたことについて

ー さて、マロさんは9月から起業プログラムがスタートして約3ヶ月が経ちました。
まずは、マロさんが本プログラムで準備中のサービスについて教えてください。

マロ:わかりました。私が今構想しているサービスは、病気の家族向けオンラインインタビュープラットフォーム『オネストーク(honestalk)』です。病気をした経験者の生の声を聞くことができる社会を作りたいと思い、サービスを作っています。

マロさんの考案したビジネスアイデア
※マロさんの考案したビジネスアイデア

ー ありがとうございます。では、オンラインプラットフォームを立ち上げるために、これまでプログラムでやってきたことを教えてもらっていいですか?

マロ:まずは、キックオフ後、1週間という期間でビジネスアイデアを考えてメンバーにエレベーターピッチをしました。決していい出来ではなかったのですが…それから、各メンバーと週次で1on1してアドバイスをもらったり、顧客インタビューをしたりして、ビジネスアイデアの組み立て・サービスの具現化をしていきました。

ー エレベーターピッチの準備期間は結構苦戦されましたか?

マロ:「自分は本当は何がやりたいんだろう?」と向き合う期間でしたが、なかなか言語化ができなくて苦労しました。

ー でもある程度サービスが固まり始めてからの顧客インタビューはすごいスピードでこなしていましたよね!メンバー全員で「マロさんの行動力すごいな」とざわついていました。

マロ:その時は、やっぱり(お客さんの声を)知りたいという思いや、サービスをまとめたいという気持ちが強かったです。それに、自分のアイデアを誰かに話すことで「自分のやりたいこと」や「自分の中で大切にしたいこと」が少しずつ分かるようになってきました

ー なるほど。「自分の中で大切にしたいこと」は何ですか?

マロ:一つは、ノンフィクションにこだわること。簡単に言うと、私の考えたサービスは病気の話をするとお金を稼ぐことができます。すると、作り話でもできてしまう。ただ、私はそれがすごい嫌で…「自分の実体験を隠さずに話すことができる」「自分に正直になれる」そういったサービスにしたくて、サービス名を『オネストーク(honestalk)』にしました。正直に(honest)話す(talk)という意味がこもっています。

ー サービス名が決まると自分の中でサービスの内容や方向性が腹落ちしていいですね。

マロ:そうですね。「病気のことは聞きにくいから諦める」のではなく、「聞きにくいことも正直に聞ける」「正直に話せる」というのを大切にしていきたいので、病気に対して抱えている悩みを解決するのではなく、フラットに相談できたり、共有できたり、そういった環境を作っていきたいと思っています。

StoKee起業プログラムで一番印象に残っていることは?

ー マロさんの人柄が出ているサービス名・内容ですね。ありがとうございました。
では次に、StoKee起業プログラムで一番印象に残っていることを教えてください。

マロ:いろいろありますが、やはり一番は「エレベーターピッチ」ですね。本業で発表の機会はありましたが、自分でまっさらな状態から0→1を考えてピッチする機会はなかったので印象に残っています。キックオフの1週間後で右も左もわからない状態でしたし、何をどうすればいいかもわからなかったです。最初はアイデアがまとまらずモチベーションも底まで下がり、苛立ちや焦りを感じました。
ただ逆に、最初にそう感じることができたからこそ、あとは右肩上がりですね。やりたいことが決まってからは高いモチベーションを維持できています。

初回のエレベータピッチの資料
※初回のエレベータピッチの資料

ー プログラム始まってすぐにエレベーターピッチは結構ハードでしたよね…続けてくれてありがとうございます。
では次に、StoKee起業プログラムに参加してよかったなと思うことを教えてください。

マロ:よかったことは、新しいことに自ら挑戦できたことです。StoKeeプログラムをきっかけに自分を見つける機会を作れたり、スタートアップや起業家が集まるイベントに参加したりしています。今では、新規事業部のメンバーと一緒に「とりあえずやってみよう!」と本業の方にも積極的に取り組んでいます。

ー そうなんですね。プログラムをきっかけに本業もマロさん自身の行動にも変化があってよかったです。
では、次も似たような質問になってしまうのですが、StoKee起業プログラムに参加して自分の中で変わったことなどはありますか?

マロ:変わったことはですね、自分の中にある常識や既存のルールを、良い意味で疑うようになったことですね。あとは、悪い意味での気遣い、変な気を遣うことが減りました。本業でモチベーションが低下した時期もありましたが、本来の自分を取り戻すことができたような気がします。

ー なるほど、それは良いですね。ありがとうございます。では、次の質問です。
ぜひズバッと言って欲しいのですが…StoKee起業プログラムの仕組みやメンバーに対して直して欲しいと思うことはありますか?

マロ:特にないのですが、あえて言うなら、リアルで会う機会があるといいのでは?と。
プログラム自体の心理的安全性は担保されていると思うのですが、強いて言えば、リアルで会うと親近感や親密度的なのがまた変わりそうだなと思います。

今後の動きについて

ー なるほど…!リアルで会うのは確かに大事ですよね。貴重な意見ありがとうございます。
では最後の質問ですが、今後マロさんは何をしていこうと考えていますか?

マロ:まずは、自分のサービスのプロトタイプを作り、プログラムのゴールである1円以上稼いでいこうと思っています。運用でマッチング事例を作った上で、本格的な事業化に動いていきます。

ー おお!いいですね。本プログラムで成功事例を作って、他のピッチイベントやビジネスコンテストにどんどん参加していきましょう。本日は、貴重なお時間を割いていただき誠にありがとうございました。

おまけ:StoKeeメンバーに対する印象について教えてください!

StoKeeは個性のあるチーム、なんでもできそうなイメージ
社長 決断力がある、切れ者(少し怖い) 
こうちゃん 気持ちに寄り添い、理解してくれる。冷静・合理的・こだわりが強い?
安達さん アイデアマン、行動力がある
サリーさん 顧客のことを一番イメージできていそう、ユーザーに対する知見や経験がある

StoKee起業プログラムについて

StoKee起業プログラムについて

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