【起業アイデア】飲食店のDX化・ロボット化は飲食業界をどのように変えていくのか?

藤川藤川

こんにちは。StoKeeに投稿されたアイディアを分析してみるシリーズです!

今回は、StoKeeユーザーの方が投稿したビジネスアイデア「バッシングカメラ」についてご紹介していきます。

ビジネスアイデアの理解をさらに深めるために、飲食業界でのロボット化・DX化の普及率、サービスのSWOT分析などを行なっていますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

また、「我こそはバッシングカメラ事業を立ち上げたい!」という方はぜひStoKee事務局までご連絡ください!

この記事を書いた人

StoKee事務局 藤川
StoKee事務局 藤川
普段から「何か面白いアイデアはないかな?」と探究心を持って生活するビジネスアイデアオタク。得意領域はメディア、HR/好きな領域は、飲食、美容など。

飲食業界のDX化・ロボット化の“今”

飲食業界のDX化・ロボット化の“今”と課題
画像引用:テクノホライゾン株式会社 公式サイト

近年、大手外食チェーン店をみると、店員を呼ばなくてもタブレット注文ができたり、ロボットが配膳を行なったりと、“人以外”による接客サービスを提供している店舗が増えてきましたね。

今この記事を読んでいる方の中にも、そういった接客サービスを体験したことがあるのではないでしょうか。

藤川藤川

私も先日、焼肉屋さんで猫の顔が表示された配膳ロボットを目撃しました。通路が混雑していた時に「通りたいにゃ!」と言いながらせっせとお肉を運ぶ姿を見て、ほっこりしたのを覚えています。

では、実際に、ロボットはどのくらい普及しているのか。
配膳ロボットなど、人と共に働くロボット「協働ロボット」の市場規模を見ていきましょう。

配膳ロボットなど、人と共に働くロボット「協働ロボット」の市場規模グラフ
画像引用:Interact Analysis

コロナ禍であった2020年を境に、ロボット市場全体はV字回復を果たしています。また、2028年までに15〜20%程度の成長が予測されています

また、タブレットでの注文といったインフラ整備のDX化への興味・行動についてはどうでしょうか。

タブレットでの注文といったインフラ整備のDX化への興味・行動についてのグラフ
画像引用:ぐるなびPRO

ぐるなびPROのアンケートによれば、すでに半数程度の店舗はDX化に興味を持ち、タブレット注文やモバイルオーダー、インターネット予約などのインフラ整備を進めているようです。

半数程度の店舗ではDX化に興味を持ち、タブレット注文やモバイルオーダー、インターネット予約などのインフラ整備を進めている
画像引用:ぐるなびPRO

接客サービスのDX化・ロボット化を行うことで、フロア接客の人員を減らすことができたり、他の業務に集中することができたりと、実務面でのメリットが多いため、今後さらに飲食業界でのインフラ整備が進みそうですね。

ビジネスアイデア「バッシングカメラ」の概要

ビジネスアイデア「バッシングカメラ」の概要

今回ご紹介する「バッシングカメラ」のビジネスアイデアは、カメラで各テーブルを観察し、お客さんのお皿が空いたら店員に*バッシングを促すというもの。
*お客さんが帰った後に、お皿やコップをテーブルから下げること

大型店舗や、レイアウト上全体を見渡すことが難しい店舗や、店員同士が行き来できない店舗がターゲットになります。

カメラでバッシング(片付け)のタイミングを知らせることで、店舗の回転率も上がり、売上も増えそうですね。

詳細、コメントをご覧になりたい方は、こちらからチェックしてみてください。

バッシングカメラの「SWOT分析」

バッシングカメラの「SWOT分析」

ここからは、「バッシングカメラ」のビジネスアイデアに対する理解をさらに深めるために、SWOT分析を使っていきます。

SWOT分析とは?

SWOT分析とは、アイデアを、「Strengths(強み)」「Weaknesses(弱み)」「Opportunities(機会)」「Threats(脅威)」の4つの軸で整理し、分析する方法のこと。SWOT分析により論理的なアプローチでアイデアを深化させることができるため、より実現可能性の高いアイデアを発想することができます。内部環境・外部環境から、4つの軸に対してそれぞれメリットとデメリットを挙げていきましょう。

外部環境の分析

まず、飲食業界全体にかかわる外部環境を分析していきます。

機会(Opportunity)

  • 飲食業界の7割がDX化の必要性を感じているが、今だ整備が不十分
  • 配膳ロボットなどと連動させる事で、より効率化の可能性がある

脅威(Threat)

  • 接客の対応方法が異なるため、お客さんから敬遠される可能性がある
  • システムや機器などの初期費用、運営費用がかかる

内部環境の分析

次に、今回のバッシングカメラと競合他社で異なる点を強み・弱みの観点から分析していきます。

強み(Strength)

  • 店舗のレイアウト関係なく、バッシングが必要なテーブルがわかる
  • 人員の削減につながり、運営コストを抑えることができる

弱み(Weakness)

  • バッシングの基準をカメラが判断するため、適応しにくい店舗が出る可能性がある
  • 小規模なお店やカウンターのみの店舗はターゲットにならない

バッシングカメラの事業アイデア、まず何から始める?

バッシングカメラの事業アイデア、成功するには?

バッシングカメラの要(かなめ)は、バッシング必要可否の判断精度です。

カメラで画像解析を行い、“バッシングする必要があるか”を判断するシステムを想定していますが、使われていない取り皿をバッシング対象に入れないなど、工夫が必要ですね。

バッシングの精度を上げる意味も含め、最初はモニター店舗にバッシングカメラを配り、テスト運用するのが望ましいでしょう。

マネタイズは、設置工事費のみで機械代は無料とし、メンテナンスを含めたシステム利用料金を月額でもらう仕組みがよさそうですね。そうすれば、脅威に上がっていた初期投資の問題もクリアできます。

藤川藤川

飲食業界のDX化による業務効率化サービスは、企業のニーズが有るだけにこれからも沢山生まれそうですね。

おわりに

みなさんは、バッシングカメラのビジネスアイデアについて、どう感じましたか。
思ったことや感じたこと、より良いサービスの提案など、ぜひコメントにてお待ちしております。気になったところは、投稿者さんに聞いてみるのもおすすめですよ。

ぜひ、詳細をご覧になりたい方やコメントしたい方は、こちらからチェックしてみてください。

また、StoKeeには「バッシングカメラ」以外にも、さまざまなビジネスアイデアが投稿されています。

「私もこんなビジネスアイデアを思いついた!」という方は、ぜひアイデア投稿をしてみてください。
StoKeeは、起業家やアイデアマンが共存するプラットフォームとなり、日本からたくさんのサービスを生み出していきたいと思っています!

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